DSC_7804

 中国をはじめ、東アジアや東南アジアでは広く見かける空心菜炒め。日本では空心菜を時折見かけることはありますが、あまり一般的に流通しているようには思えません。栄養価も高く、栽培にが難しいわけでもないはずなので、不思議ですね。

 昨日、母がスーパーで見つけて買っておいてくれた空心菜をもらいました。今日はトムヤムクンも作りましたので、こちらはタイ風の空心菜炒めにしてみることにしました。実はこれまでも何度かタイで食べた空心菜炒めの味を思い出しながら試行錯誤しています。

 唐辛子を入れた空心菜の炒め物、タイではパット・パックブン・ファイデーンと呼ばれています。パットは炒める、パックブンは空心菜、ファイは火、デーンは赤です。つまり直訳すればタイトルの通り『赤い炎の空心菜炒め』

 どの方法が一番美味しいのかは模索中ではありますが、だいたいタイの一般的な食堂っぽい味にはなっていますので、備忘録として。

材料(2~3人分)

  • 空心菜 ガバッと一束(火を通すと縮みます)
  • プリックキーヌー(タイの小さくて辛い唐辛子、なければ普通の赤唐辛子や豆板醤で)
  • ニンニク 2~3片
  • オイスターソース 大さじ1程度
  • ナンプラー 大さじ1程度
  • 料理酒 小さじ1
  • ライム果汁(なければレモン果汁) 小さじ1
  • 鶏がらスープの素 小さじ1
  • 味の素 少々

作り方

  1. ニンニクと唐辛子はみじん切りかそれに準ずる程度に細かく切っておきます。空心菜は洗って適当な大きさ(5~10㎝程度)にザクザク切っておきます。このとき根本の方と葉っぱの方で大まかにわけておきます。
  2. フライパンに大さじ2程度の油をひいて加熱します。葱油があれば少々垂らすとなお良いです。
  3. ニンニクと唐辛子を入れて揚げるような感じで中火で加熱し、油にニンニクと唐辛子の風味を移します。唐辛子はお好みの量で。私の場合、辛すぎると胃腸を炒めそうなので、プリックキーヌーなら2~3個、豆板醤なら小さじ半程度にしています。
  4. 次に空心菜の根元の部分を入れます。ニンニクと空心菜の根元に火が通ってきたら、残りの空心菜と他の調味料類を入れて強火で一気に混ぜながら炒めます。しなっとしてきたらできあがり。

備考

  • 中華風にしても美味しいです。