ラオスやタイの東北部ではガイヤーンという鶏肉料理があります。非常にポピュラーな食べ物で、主食のうるち米(もち米)と共に売られているのをよく見かけます。ガイは鶏肉、ヤーンはじっくり火を通して焼く調理法を指し、日本では『タイ風焼鳥』と紹介されていることも多いようです。
本来はナンプラーや香草などで漬け込んだ1羽の半分の大きな鶏肉を、炭火で低温長時間ローストするのが一般的なのですが、さすがに我が家で実現するのは大変ですので、手軽にそれらしくできるように工夫します。
家にあるものを使って思い付きだけで作るので、イサーンの街角でよく売っているガイヤーンとは若干違うものになりますが、結果的にはそれよりも美味しくできたように思います。作り方を忘れてしまいそうなので備忘録を。
材料(2~3人分)
- 鶏肉 300~400g(肩・モモ・手羽先・手羽元、等)
- ナンプラー 大さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- すりおろしにんにく 一片分(チューブ可)
- はちみつ 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- パクチー 適量(乾燥の粉末でも可)
- キューピーのレモングラスとバイマックルーの調味料 数滴
- 黒胡椒 適量
作り方
- 材料欄に書いた調味料類をボウルか深めの皿に入れてよく混ぜます。また粉末や調味料を使わない場合、パクチーやレモングラスは細かく刻んで入れます。
- 鶏肉を入れてよく混ぜてなじませ、そのままラップをして冷蔵庫で寝かせます。できれば半日以上、少なくとも30分程度は欲しいところです。
- オープンで焼きます。クッキングシートを敷いて、その上にできれば皮が上になるように並べ10~15分程度(火力による)
備考
- 我が家のオーブンレンジでは自動メニュー『グリル』を選ぶだけです。
- フライパンで焼いても美味しいと思います。このときは焼く前に薄く小麦粉をつけると良いかも知れません。
- レモングラスとバイマックルーの調味料はなくても大丈夫だとは思います。大手スーパーなどではキューピーのアジアンキッチンシリーズが置いています。
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