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 最近はあまり漬けていないのですが、以前はよく自家製梅酒を漬けていました。ホワイトリカーではなく、クセは強くないけれど美味しい純米焼酎を使うのが我が家流です。ちなみにウチでよく使っていた焼酎は『天禄泉(てんろくせん)』です。そのまま飲んでも美味しいです。

 先日、15年前に漬けた容器を空にしました。この時に出てきた梅の実が上の写真です。通常は半年~1年で梅を取り出すそうですが、我が家では敢えて取り出しません。少し渋みが出ますが、それもまた美味しい気がします。

 この実を普通に食べても美味しく頂けるのですが、15年漬かっていてアルコール濃度が上がっているようです。私はお酒は強いほうだとは思っていますが、それでも一つ食べただけでウイスキーをコップ一杯一気飲みしたくらいに悪酔いしました。お酒の弱い方ならひっくり返ってしまうでしょう。

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 強烈なアルコール分の梅の実が大量にあっても食べきれません。そこで単純にアルコールを飛ばしてみようと思い、少しの湯と共に煮詰めてみました。温めると中心の種以外の実はホロホロと柔らかく崩れます。そこに砂糖と蜂蜜を入れ、レモン果汁を少々。緩く混ぜながら煮詰めるとペースト状のジャムができました。

 普通に美味しいです。ん、でも何かに似てる。そう、タマリンドに似ているのです。ということは、これを使って、パッタイのペーストを作れるのではないかと考えました。

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 梅酒の実ジャムを大さじ2程度に、ナンプラー大さじ1とココナッツパウダーを少々混ぜると、なんだかそれらしいペーストができあがりました。

 あとは家にあるものを見繕って…たくあんとか油揚げとかも合いそう…。あとは豚ミンチ、むきエビに干しエビ、もやし、ニラ、玉子、軒先のパクチーなど、オーソドックスなパッタイ具材で。
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 あとは混ぜ炒めるだけです。

 お、美味しい…。そしてそれらしい味になってます。

 今回ピーナッツを足すのを忘れました。次回はピーナッツバターを少量足そうと思います。

材料(2人分)

  • 東南アジアの米麺 200g程度
  • 豚ミンチ 50g程度
  • たくあん 数切れ
  • むきエビ 小さいもの10匹程度
  • 干しエビ 軽く一つかみ
  • もやし 一袋
  • ニラ 数本
  • ニンニク 1片
  • 卵 2個
  • 油揚げ 1/2枚程度
  • パクチー 適当
  • 梅酒の実ジャム 大さじ2
  • (なければ蜂蜜漬けの梅干し+砂糖)
  • ナンプラー 大さじ1
  • ココナッツパウダー 少量(ココナッツミルク50cc程度でも可)
  • ライム果汁 小さじ1~2
  • 塩胡椒 適量
  • 味の素 一振り
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • 乾燥唐辛子 適量
  • ピーナッツバター(またはピーナッツを適当に砕いて) 少量

作り方

  1. 米粉の乾麺は指定通りに戻します。ぬるま湯で小一時間かけて戻すともっちりしてお勧め。早く戻し終わってしまったら、水を切っておきます。
  2. ニンニクはみじん切りかすりおろし、ニラ・たくあん・油揚げは適当に細かく切っておきます。
  3. 梅の実ジャムとナンプラーとココナッツパウダーを混ぜてペーストにしておきます。
  4. フライパンに油をひき、軽く溶いた卵を炒めて、半熟オムレツになったら、いったんボウルに戻します。
  5. 豚ミンチとニンニクを入れて炒めます。軽く火が通ったら、4の卵や他の具材と麺を入れ、調味料類をすべて入れて混ぜ炒めます。塩胡椒やナンプラーで味の調整をしましょう。火が通ったら完成。本場ではニラやモヤシはほぼ生ですので、お好みで後から投入しても良いです。

備考

  • ほぼ日本で普通に手に入るものばかりだと思いますが、ペーストがなくても、パッタイライクな一品になります